伝えたい想い湘南
お野菜の生産者さんインタビュー
柿右衛門農園さん
藤沢市 打戻
今回お届けするお野菜は、湘南 藤沢市 打戻で10年以上有機農業を営む柿右衛門農園さんが育てたお野菜です。柿右衛門農園さんにお邪魔するたびに、いつも人の円ができていて、それは味噌づくりの会であり、田んぼ塾であり、竹細工部であり…時にご近所さんが庭でゴザを敷いてゆるっと宴会をしていたり。そんな人の円がゆるりと生まれる柿右衛門農園の柿田さんご夫婦にお話を伺いました。
夫婦というより相棒
以前、地域の食育会議で、えつこさんが退出の際ピースポーズで画面からいなくなったのを見た旦那様が「うちの嫁さんかわいいでしょ?(動きが)」とおしゃって。おふたりの醸し出す雰囲気に、ほっこりしました。柿右衛門農園さんといえば、おふたりのコンビネーションですよね。
えつこ:「あはは、夫婦というよりは、相棒という関係性。もう一緒にいて長いですね。社長(祥誉さん)が19歳の時に仕事を通じて都内で出会って。
当時彼は銀座の街をビーサン&ダウンの下にTシャツみたいないでたちで歩いていて、都会育ちの私としては異色な存在でした(笑)。」
お互い必死同士で
お互い大変だった
えつこ:「農業に携わることになったきっかけは最初は私の方で、社会人になって食生活が乱れて慢性蕁麻疹になって。薬を飲んでもダメで、根本的に体を改善するために、野菜を好きになり、半農半Xを志し農業を学び……。そして気づいたら夫の方が全就農して、えええ?ってびっくりでしたよ。」
祥誉:「僕らこどもが生まれたのと同時に農業が始まっているから。とにかくやらないと、こっちも農業がはじめてで、えっちゃんも子育てがはじめて。
お互い必死同士で、お互い大変だったよね。」
人が集う、時間が重なる
柿右衛門農園邸
おふたりのコンビネーションの背景にはそんな歴史があったんですね。そして柿右衛門農園さんには、いつも人が集まっていますよね。土間と居間がある家の造りにもおふたりらしさが反映されています。毎年行われている味噌づくりの会は特に象徴的ですよね。
土間と居間
人が円になって集う場所
えつこ:「味噌づくりの会はもう15年くらい続いている会です。こういった人のつながりをつくりたくて、家をリノベーションする時に、土間と居間を造りました。
居間は元々の造りを生かして人が集える空間に、土間は大豆の煮汁などがこぼれても大丈夫なので、こういったイベントが開催しやすいんです。」
毎年初春に再会
まるで親戚のような関係性
参加者さん:「毎年この時期になると、同じ参加者さんに会えるので、なんだか親戚みたいですよね。味噌づくりももちろんですが、皆さんにお会いできることが楽しみで参加しています。」
みんなどこかが、かけている、だからこそ
みんなで、まるくなれる
自然発生的に
生まれていく集い
祥誉:「こう言うイベントも自然発生的に生まれて行くんですよ。味噌づくりも参加してくださった方が、次は麦味噌をつくってみたいとおっしゃってくれてやってみたり、その流れで黒味噌ワークショップをやったり。
それに、えっちゃんがいい意味で本当におせっかい。こんなことをやりたいと言う人がいたら、一緒に実現したいと思っちゃう。」
だって、自分もできないし
相手もできないし
えつこ:「得意じゃないこともいっぱいあるから、お互い誰かの力を借りても良いと思う。
だって自分もできないし、相手もできないし。そういうことを攻めるんじゃなくて、優しく補い合えればいいなって、本当に思う。みんなどこかが、かけている。だからこそみんなでまるくなれるって感じています。」
柿右衛門農園 公式Instagram
柿右衛門農園さんでは、畑のイベントや、季節の手仕事のイベントを実施されています。ぜひ足を運んで、このまるい雰囲気を実感してみてくださいね。