伝えたい想い湘南
大豆の生産者さんインタビュー
はちいち農園さん
湘南 茅ヶ崎
今回みなさんにお届けする大豆は、湘南 茅ヶ崎市で環境再生型有機農業を行うはちいち農園の皆さんによって大切に育てられた、不耕起栽培の大豆。大豆をどのような想いで育てたのか、はちいち農園の衣川晃さんにお話をお伺いしたところ、それは衣川さんの生き方そのもののお話でした。
地球をこどもたちの世代へ繋ぐ
不耕起栽培で土壌再生
サーフィン、音楽、ファーム
一生やっていいなって思った
茅ヶ崎生まれの衣川さん。「中2くらいからサーフィンをして自然感を養ってきた。海から自然への敬意を学んだ。今でも一礼して海に入る。そういう人が農業したらこうなっちゃった、自然と。」そう言って微笑む衣川さん。
また、サーフィンと同じく、音楽も人生に組み込まれている。かつてアメリカ カリフォルニアツアーを行い、日本でもHi-STANDARDの難波さんなど、そうそうたる人たちと一緒に音楽をやってきた。
しかし2011年の大震災で生き方を考えるように。「このまま音楽だけやっていて、いいのだろうか。」そして、2012年 坂本龍一さん主催の「NO NUKES」を最後にステージをおり、畑へ引き寄せられる。
きっかけはお肉を食べることをやめたことで食生活がかわったことだった。食に向き合うようになり、農業と近くなった。
「やってみたら、めっちゃ楽しくて。サーフィン、音楽、ファーム。一生やってよいなって思った。」
一反(いったん)でも多く
地球に不耕起栽培の畑を残す
衣川さんが向き合っている農業は「耕さない畑」不耕起栽培。この農法は耕さないことで土中に炭素を固定し、大気へのCO2の放出を抑え、生物多様性の回復や健康な土壌の再生はもとより、気候変動への解決策としても注目を集めている。
手仕事で丁寧に土に向き合う。「一反でも多く、地球に不耕起栽培の畑を残したい。」そう語る衣川さんは、とても楽しそうだ。
はちいち農園の新たな挑戦
土壌再生SOS!!!プロジェクト
SOYSCREAM!!!
原料となる
Soy(大豆)の
Scream(叫び)
それは地球からのSOS!!!
不耕起栽培で地球の環境問題に真っ向から向き合うはちいち農園が、新たに挑戦しているのは土壌再生SOS!!! プロジェクト。
“不耕起栽培を広げるため”のアイスクリーム「SOYSCREAM!!!」が誕生した。
後に続く不耕起栽培の農家が、続けられる仕組みをつくる。そして、一反でも多くの土壌が再生されて、地球を次の世代に繋いでいくために。
いかにきれいごとをやれるか
核にあるのは
「次の世代に繋いでいく」という意思
不耕起栽培に魅力を感じ
農家を目指す人の道を創る
衣川さんの想いに共鳴するように、不耕起栽培をやりたい人が増えてきた。「僕たちは少しだけ先を走っていて、不耕起栽培農家の生活を守るには、野菜だけだと厳しいなと思った。」
そして、高い付加価値と需要のある商品とは何かを考え抜き、SOYSCREAM!!!が生まれた。「不耕起栽培農家を目指す人の道を創っていく。そういうことをやってみようと。」
アイスクリームで不耕起栽培農家さんを応援するためのECサイトをつくるクラウドファンディングでは、275人に支持され、目標の388%を達成した。
文句を言うのも飽きちゃった
こんどは肯定運動を
衣川さんはパンクロックを通して、社会に対する疑問を訴えてきた。「でもね、文句を言うのも飽きちゃった。反対運動も大事だけど、今は肯定運動。みんな、いいと思うことをどんどんやっちゃおうよってね。社会でいろんな課題がある中で、僕は土を変えようと思った。」
衣川さんの核にあるのは、地球を次の世代に繋いでいくという意思だ。